本文へ移動
 
 
 
澤寿運輸社長の澤田が日々考えることを
ブログ形式でお伝えします
 
 
 
 
RSS(別ウィンドウで開きます) 

子どもを育てるというこ

2023-05-30
 子育ては、とにかく大変だ。私には3歳と0歳の息子がいて、長男だけの時は、出来るだけ夫婦で助け合いながら分担して家事や育児を出来ていたのだが、今は次男が増えて、お互いの思い通りにはいかず、妻とケンカになることもある。ケンカの内容はいつも、大したことではない。人は余裕が無くなるとストレスがたまり、不満ばかり思うのだろう。そんな日常の中、ふと2人の息子と妻のことを考えることがある。妻は子供が好きだから、息子たちを本当に大事に、一生懸命育てている。その影響で優しくて、面白い子に育ってきた。子育ては大変だ。でも、それ以上に喜びがあり、希望がある。
私にはそれだけあれば十分だ。
 

3月27日

2021-03-27
「歩む」とは「静かに歩む」という意味である。飛ぶのではなく、走るのではなく、歩くのである。雄飛というような、絶叫というようなことをせず、忍耐をもって神により頼み、その命に従って静かに日々の生涯を送ることである。あえて大事業をしようとせず、大伝道師を試みようとせず、大奇跡を行おうとせず、ただ神の命を重んじ,彼の言に従い、彼を信じることこれが事業であると信じて、無為に類する障害を送ることである。信仰の障害の大部分は忍耐である、静粛である、待望である。神にあって自己に足りる生涯である。また神から荷物をも受けることがなくても、彼ご自身を与えられたために、その他を要求しない生涯である。 
 
 
今日は暖かい日です。マン・レイの写真集と柚子シトラスティ-
 

こんにちは僕です。

2019-09-06
執行草舟さんの「生くる」から自分の時間について考察する文章を紹介します。はじまりは「現代人は『自分の時間』を誤解している。それにより多くの人が何よりも尊い、自分に与えられた生命の燃焼に支障をきたしている」と。執行さんは菌酵素食品の研究・製造・販売を手掛ける会社の社長である。33歳でこの事業を興した。創業の少し前に子供が生まれその3か月後に妻を亡くした。多くの人は「小さな子供を抱えながら仕事をしていくのは大変だろう」と思う。しかし執行さんは逆だという。「子供がいたから事業もやってこれた。家で子どもの世話をしたり、寝顔を見たりして気力を取り戻していた。自分の時間がないと考えたことは一度たりともなかった」と当時を振り返る。「事業は私の時間が社会に役立っている喜びを与えてくれた。子どもの存在は私が一人の人間として生きている実感を与えてくれる。事業や家族との時間は自分の時間を奪うものではなく、自分の時間を有意義たらしめてくれるものであった」そしてこう断言する。「仕事や家族との時間は『自分の時間』の代表的なものだ。人生における有意義な時間の過ごし方とは、仕事と家族に多くの時間を当てることである」と。私もそう思っています。
 

人や企業、組織にとって大切なことはなにか?

2019-06-25
最近、良い企業と経営者の共通点について考えることが多いので書いてみます。100人100通りの経営を目指す
サイボウズ(株)の青野社長は公平は幸福とは限らないと言っています。詳しくは青野社長の講演でも聞いてもらえれば
良いのですが、幸福は人それぞれだから公平を押し付けたって幸福にはなれないってことです。長野の伊那食品工業(株)には研究開発部門があって社員の1割が研究者だそうです。研究に1割の社員を使っている食品メーカーはあまりありません。
その研究開発も独特です。消費者の嗜好や市場調査を行っていません。目新しいものやスーパーにないものを作れとも
言いません。世の中にあろうがなかろうが、売れていようが売れていまいが、「自分たちが良いと思うもの」を作ろうとしているとのこと。面白い考え方です。ちなみに、この2社とも労働生産性は非常に高く素晴らしい企業です。
昨今の日本の多くの企業や組織はスタッフ機能を大きくしていくこと、つまり管理することに重点を置いていますが私は
企業の生産性はモチベーションの影響が大きいと感じていますので管理強化はどうなのか?と疑問に感じています。
それと最近の経営者の多くは良い経営とは何か?どうすれば良くなるの?とやり方を学ぼうとしている人が増えてきました。それは良いのですが、紹介した2社の組織論から考えると知識が知恵を生むわけではなくて、やり方よりあり方の方が
大事なんじゃないかなと思っています。整理すると私にとって人や企業、組織にとって大切なことは浪漫や夢を従業員、
顧客、地域の方々、それと地域の未来と共有することです。
なんだかフワッとしていますがこのへんで。
 

御代替わり

2019-04-26
 私が生まれてから二回目の改元「平成」から「令和」を迎えようとしていますので少しだけ思うことを書いてみます。
日本は建国から2679年という世界で一番長く続いている国です。歴史、伝統、文化が多く残るこの国ですが現代を生きる人はどれだけ、その意味を考えているのでしょうか。
 神道の世界では「いまを生きること」とは「中今(なかいま)を生きる」といいます。現代の人たちは「だから後悔の無いように生きることが大切だ。」と思っていますが神道の「中今」の意味は違います。本居宣長が古事記伝の中で言っている今この瞬間を一生懸命生きることとは「過去、現在、未来があって我々は、今の時代を生かされている。そしてその生かされている時代を一生懸命に全力を尽くして生きていく」という意味なのです。だから自分が後悔しない人生を歩むことが大事なのではなく、過去に感謝し未来に希望を残すために今を一生懸命生きるのです。過去、現在、未来のどこが欠けても中今を生きることにはなりません。御代替わりとは衣替えのように新しく生まれ変わるという意味があります。
 日本は素晴らしい国です。グローバルな社会の中で日本人としてのアイデンティーを持つことは重要になってきます。そんななか「令和」は素晴らしい元号です。もう一度1000年以上も前の霊性をもつ人たちの言葉を現代の日本国の背景に捉える必要を考えさせてくれます。令という字は「神様のもとに集まった人たちが跪いて、神様のお告げを聞いている形」なのだそうです。令という字には美しい音という意味も含まれます。つまり「令和」とは神様の真意を感じて、聞いて、美しく、かつ良い言葉(声)で伝える。そして誰かが決めたことがおかしいと感じたら声を上げ、和に向かって行動するということなのではないでしょうか。
 御代が変わる5月1日を感謝の祈りと共に迎えたいと思います。た。彼は世界で初めて自動車を作った人です。
 
TOPへ戻る