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澤寿運輸社長の澤田が日々考えることを
ブログ形式でお伝えします
 
 
 
 
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映画

2018-09-07
映画「スティーブ・ジョブズ」を見ました。
本当にジョブズがこのような人だったとしたら株主総会でジョブズの解任が決まったことも仕方なかったのかもしれません。
映画の中でアップルに復帰したジョブズとスカリーが言い争いをしているシーンがあります。
スカリーの言い分は最もでありジョブズは子供のようです。しかしその後スカリーは去りジョブズが復帰したアップルは企業としてV時回復していきます。
この映画を見てヘンリーフォードを思いだしました。彼は世界で初めて自動車を作った人です。
この二人に共通していることは本当の目的について考える力を持っているということです。本当は何が欲しいのかを彼らは知っている。これからの世界は目まぐるしく進化を遂げていきます。
そんな時代を生きるには彼らのように本質を見抜く感覚を養うことが経営者には必要になっていくと感じました。
 

鷹山

2018-07-30
昔読んだ本を久しぶりに読み直して改めて感銘を受けたので少しだけ紹介します。
私の大好きな本の一つなのですが童門冬二先生の「上杉鷹山」という本です。上杉鷹山公は第9代米沢藩主として財政危機に陥った上杉家の藩政改革を行い成功した人です。「為せば成る為さねば成らぬ何事も」という言葉を使ったことで有名だが、私が好きなのは「過ちては改まるに憚ること勿れ」という言葉です。この言葉は中国の古い言葉なのですが鷹山公は公正を常に意識した人でした。私も経営者として未熟であることから判断を間違えることが良くあります。従業員への声のかけ方などは後でいつも反省しているのが現状です(笑)
上杉鷹山公が藩政改革に成功したのは「愛」があったからです。他人へのいたわり・思いやりそして藩政を庶民のものと制定し、それを推進する藩士に、限りない愛情を注ぎました。痛みを覚えなければならない人たちへの愛を惜しまなかったからです。江戸時代には寛政の改革、天保の改革が行われましたがいずれも失敗しています。
それは幕臣や庶民に対して愛情を欠いていたからだとこの本から読み取ることが出来ます。様々な機会にリーダーになったり人の上に立たなければならないとき私は上杉鷹山公のことを思い出します。出来ないことの方が多いと読み返しながら反省しつつ久々に手に取った本で前向きな気持ちになれました。

トラブル

2018-02-24
先日、事故があった。幸いけが人は無く物損事故だったのだがご迷惑をおかけした方々がおられるので経営者として反省している。今回の事をうけ事故を起こしてしまった従業員とこのようなことが二度と起こらないようにどうしたら良いか一緒に考え、その対策を他の従業員とも共有した。弊社の業務の大半を占めている運転。鳥取という田舎では多くの人が車に乗り運転する。要は当たり前になっているのである。一番怖いのはこの当たり前になることだと私は思う。では当たり前の反対は何だろうか。それは感謝することである。こういうことが起こるといつも考えさせられるのは当たり前のことなどないという事だ。会社は経営者の鏡みたいなもの。事故を起こしてしまったことと真摯に向き合うことにした。過去、弊社で行った会議の資料を見直していると運転について良い資料があった。会議で事故について検証していた際に事故を10年以上起こしていない運転手に「なぜ事故しないの?」と聞いたことがある。すると「黄色で止まることだな」と言っていた。「そんなん当たり前だろ」と私が言うと「ただ止まるんじゃなくて止まる前にミラーで後ろを確認しながらブレーキを早めに小まめに踏んでから止まるのが大事だで」とその運転手は言っていた。私はその話を聞きながら感心したのを覚えている。そのドライバーは周りに気遣いながらルールを守っていたのである。事故を起こすことはいけないことだが、今回の事故を通して改めてこの話を従業員の皆さんにしたいと思う。そして一生懸命一緒に働いてくれている皆さんや仕事をさせて頂いている環境に感謝を忘れないようにしようと思う。会社は経営者の鏡みたいなもの。私自身が感謝を忘れないようにしなければ、また事故も起こってしまう。従業員さんたちに伝わるようにもっと真摯に経営と向き合っていきたいと思った出来事だった。

はれのひ

2018-02-01
最近話題になっていた成人式でのはれのひ事件。被害総額は10億円とも言われており、多くの方の一生に一度の大事な日を台無しにしてしまった。その後すぐに話題になったのが仮想通貨取引所大手Coincheckで起きたNEMの流出事件である。その被害総額は580億円という桁違いの額だった。様々なニュースが飛び交う中、多くの若者は何を感じそしてこれからの時代をどう生きようとしているのか。鳥取県は人口59万人と日本一人口の少ない県である。時代に洩れずドライバー不足の状況は悪化の一途を辿り都会以上に厳しい状況は続いている。今後、鳥取のこの業界の先行きは明るいとは言えない。
 
視野を拡げてみたけどここからは、我が社の話、弊社の平均年齢は42歳くらいドライバーの数は20人、私が大事にしていることは長く会社に勤めてもらう事である。運送業界は労働が過酷で拘束時間も長く割に合わないと思っている方も多いが最近はそうでもない。トラックはハイテクになり大型車はほぼオートマが主流。キャビンと言われる運転席はガンダムのコックピットのように長時間の運転もしんどくならないように考えられている。また弊社の仕事は食品輸送がメインで荷物はカゴ台車での輸送が主となっており運転さえしっかり出来れば60歳を過ぎても大型トラックに乗り給料を沢山もらうことが出来る。運転が難しい状況になっても弊社では小さな市内を配送するトラックで時間を短くし仕事をしてもらっている。弊社では出来るだけドライバーに寄り添い働ける環境を作っていくとこを目指している。
 
昨今は大手企業でもうつ病のような症状も多く人間関係に悩んだりする方も多い。運送業では実はこういったケースは少ない。運転している時間(運転が仕事)は一人だから煩わしいことが少ないのである。どの仕事にも良い部分と悪い部分がある。運送会社にも良い運送会社と悪い運送会社がある。では良い会社とはどのような会社なのか?わたしは会社の目指しているところ目的目標が大事なのではないかと思う。はれのひCoincheckはどこを目指していたのか社長にお会いする機会があれば聞いてみたい。弊社が目指しているところは長く会社に勤めてもらう事である。
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